伝説の大蛇ヤーガは実在する!?【映画】「探検隊の栄光」原作の登場人物&感想と結末のネタバレ

藤原竜也さん主演の映画「探検隊の栄光」の原作は、荒木源氏の小説で早速読んでみましたが、なかなか冒険溢れるストーリーとなっていて面白かったです。

伝説の大蛇“ヤーガ”を探し出すところを番組にしようとジャングルへ赴く探検隊たち。

もちろん、フィクションではなくフィクションのように見せかけて制作することを前提とした番組なので、ある程度の“カラクリ”がありますが

そこで実際に出会ってしまったのはゲリラの人達・・・。

なかなか奥深い内容となっています。
(※ネタバレ、個人的見解をたっぷり含んでいますのでご注意下さい)

			
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◆小説「探検隊の栄光」あらすじ&ネタバレ

日本からやって来た8人の探検隊は、絞れば水が滴りそうなねっとりとした空気の漂うジャングルの中で

頭より高く荷物を積み上げた背負子(しょいこ)を担ぎ、ふかふかした腐葉土の上を冗談を飛ばし合いながら着実なリズムで足跡を刻み続けます。

川に付くとテントを張り、隊長の杉崎正雄は釣竿を出し30cm弱の魚を釣り上げ、釣った魚をたき火であぶり杉崎がかぶりつく。

すると「ハイ、OKです」の声がかかりカメラが止まったー。

杉崎は魚の身を川に吐き出し、他の隊員が作ったカップラーメンを食べ始めます。

「杉崎探検隊」は不定期のスペシャル番組で、6年間続き本数にすると40本に迫ろうとする看板番組の一つで、現地の食べ物に手を出して隊長を崩すことは避けなけらばなりませんでしたー。

探検隊のロケに来ると、仕事以外にはすることがない。

「それがいいんだよな」と杉崎は、プロデューサーの井坂善三に問いかけます。

構成作家・水島啓介、ディレクター・瀬川学、AD・赤田康弘は、テントでそれぞれの夜を過ごし、朝は日の出とともにやって来ます。

赤田が“ヒル”に襲われると言うアクシデントが起こるが、それをヒントに長くつにゴム製の“サソリ”を忍ばせて撮影開始。

目的地には、今朝出発して着いたスタッフ6人が食料や水、燃料などを持ってきて待っていました。

真っ直ぐくれば、出発地からそう遠くない場所に目的地はあったのですー。

6人のうち4人はポーターで、荷物を置いてすぐに村に戻り、2人が残ります。

洞窟へ向かう探検隊たちー、今回の探検はジャングルの奥深くに潜む伝説の大蛇「ヤーガ」を追う設定でした。

ヤーガは洞窟で、無数の蛇たちに守られて暮らしています。

現地には蛇取りを職業としている人がいて、彼らが持ってきた蛇を選定し、洞窟に蛇がいるかのように撮影を始めます。

しかし、洞窟の奥には薬莢と、新聞紙で作られた等身大の人形が丸太に縛られていました。
その人形には弾痕の跡ー。

すると、通訳と案内人、蛇獲りの二人が出口に向かって歩きだします。

探検隊たちは、そのまま撮影を続けて、そのまま大きい方の岩室にキャンプの準備をします。

そして、その晩探検隊たちが遭遇したのは“ゲリラ”でしたー。

ゲリラはカルロス・ミゲイ・レイの3人、探検隊たちは彼らにロープで足を縛られ不安な一夜を過ごします。

しばらくして村の警察官と帰っていった通訳たちがやって来ますが、ゲリラは岩陰に隠れ探検隊員たちは警察官たちに“誰も来なかった”と言って返すことに成功します。

ゲリラの応援が来るまで、あと2.3日ー。

探検隊員たちは自分たちがどんな番組を作っているのか、撮ったばかりの映像を見せながら、ゲリラたちに説明します。

撮影を続けたいー。

そう思った探検隊員たちは、ヤーガを守る部族民に捕まったことにして撮影を続けることにします。

部族民の役はゲリラの3人が演じることになりますー・・・。

途中、橋本が逃走して大騒ぎになりますが、探検隊たちは橋本を探し出すことに成功、無事連れ戻します。

橋本が逃走したことによって、ロープを解かれて自由の身になった探検隊たちは、撮影を続行します。

そこへ、蛇獲りの息子・トニーが使い終わった蛇を返して欲しいとやって来ます。

一度捕まえた蛇をどこかに置いておけば、しばらく楽が出来るからー。とのこと。

もちろん、ゲリラたちは子供をどうにかするつもりはありませんでしたが、村へ帰せばゲリラがいたことを話してしまいます。

しかし、トニーの蛇を獲るために家を帰らないこともあるという発言があったので、しばらくトニーは探検隊たちと一緒に過ごすことになります。

話がひと段落したところで撮影を再開。

幸運なことに、トニーは意外と撮影に役に立ちます。

出来上がった映像は素晴らしいものとなり、探検隊とゲリラたちは自分たちの名前や身の上話などを始めます。

 

◆小説「探検隊の栄光」登場人物&映画のキャスト

原作「探検隊の栄光」に登場する人物と、映画のキャストについて書いていますが
ネタバレ&個人的見解をたっぷり含んでいますのでご注意下さい。

さらに、映画の設定によっては登場人物のイメージが大きく異なる場合がありますのでご了承ください。

・探検隊隊長 杉崎 正雄・・・藤原竜也

元野球選手。野球を引退する頃にテレビが主流になってきて自分がテレビ向きの人間だと悟る。
井坂に話を持ちかけ「探検隊シリーズ」が誕生する。

48歳、孫がいる。

・探検隊プロデューサー 井坂 善三・・・ユースケ・サンタマリア

大学の先輩に呼ばれ何回かその上司と会ううちに、設立されて間もないテレビ局にいつの間にか入社することになった。

見合いで結婚し、大学生の長男と高校生の長女がいる。愛人もいる。

・探検隊ディレクター 瀬川 学・・・小澤征悦

新聞記者志望だったが不合格となりテレビ記者でもいいかと就職を決める。
しかし、ワイドショーに配属された後「探検隊シリーズ」に異動となる。

・探検隊AD 赤田 康弘・・・佐野ひなこ(ドラマ名・赤田たまき)

テレビ局員に付随する特権に魅力を感じてテレビ局に入社する。
独身。

・探検隊構成作家 水島 啓介

外部スタッフ。業界入りした経緯は井坂と似ている。

・探検隊 小宮山 秀一・・・川村陽介

外部スタッフ。音響機器をいじるのが好きだったため下請けの制作会社に入社。
妻と3歳の娘がいる。愛人もいる。

・探検隊 橋本 政明・・・田中要次

外部スタッフ。カメラマン。野球の大ファンで、カメラマンになれば生で野球が観れると思い業界入りをする。

現在、再婚した妻とまだ1歳にならない男の子がいる。前の妻は5年前、子ども(女の子)と共に自動車事故で亡くなっている。

・探検隊 渡辺 繁

外部スタッフ。「カッコよさそうな気がして」と業界入り。

・現地通訳 マゼラン・・・岡安章介(ななめ45°)

・ゲリラ カルロス

金持ちの家に生まれレイを弟のように可愛がっていた。
ゲリラになる時、レイを誘う。

・ゲリラ レイ

海に面した漁村で生まれ育つ。父親は漁師をしていたがサメに襲われ両足を失い、レイは父親を養うために海に出ていた。

・ゲリラ ミゲル

父親は医者で、子供たちを国から出すつもりでいた。二人の兄と姉の三人はアメリカへ行くが、ミゲルは国に残る。あまり積極的に語るタイプではない。

・蛇獲りの少年 トニー

父親と共に蛇獲りを職業としている。一度村に帰ってから、一人で洞窟にやってきて蛇を返して欲しいと言うが、そのまま探検隊&ゲリラたちと共に過ごすことになる。

 

◆小説「探検隊の栄光」結末は!?(※ネタバレですのでご注意下さい)

カルロスは装置を持ってきて、探検隊の機械と繋ぎマイクに向かって話しかけます。

すると、スピーカーから声が流れてきますが、待っていた本隊はほぼ壊滅状態。
警察はカルロスたちの方へ向かっているということでした。

そうこうしているうちに、警官が到着。

カルロス・ミゲル・レイは杉崎たちを洞窟に置いたまま、表で戦い始めます。

洞窟の中では、仲間と思われないようにロープで縛り合おうとい話になりますが、水島と渡部は表で一緒にカルロスたちと闘うと言います。

最初は、井坂が止めに入りますが、撮影で使った弓矢からヒントを得て奇襲戦に出ることにします。

まさか、日本人がゲリラと一緒に戦うとは思っていない警官たちは不意をつかれ、カルロス&探検隊が奇跡的に勝利をおさめます。

しかし、一人だけ重症ではありながらも生きている警官がいました。

洞窟で話を終えゲリラたちは“そろそろ行かないと”と言って立ち上がります。

見送りに出る探検隊たちー。

お互いに別れを惜しんでいるところへ、警官の死体が集められた場所から離れた所に倒れている警官を見つけます。

最初に赤井が近寄り、息をしているのか確かめようとしたところにカルロスが叫びながら赤井を庇い撃たれてしまいます。

とっさに、赤井はカルロスの落とした銃で警官を撃ちますが、カルロスもまた息を引き取ってしまいます。

そして、そのカルロスの血の匂い引き寄せられるかのように“ヤーガ”が姿を現すのでしたー。

探検隊たちは帰国し、「洞窟のヤーガ」は最高視聴率を記録します。

それから赤井は会社を辞め“外国へ行く”と言って姿を消してしまいます。
探検隊たちは、赤井はミゲルたちのところへ行ったのだと確信しますー。

さらに、「洞窟のヤーガ」のオンエアから10年の時が経つころ、再び探検隊たちが集まります。

そこで瀬川が警官に居場所がバレてしまった理由を話します。

ガンで余命宣告を受けた瀬川は、「洞窟のヤーガ」の撮影中に警察と交信して自分たちの居場所とゲリラたちがいることを知らせてしまいます。

その結果、カルロスが亡くなることにー・・・。

瀬川は、探検隊たちに自分が犯した過ちを告白します。

それから10か月後、瀬川はガンで息を引き取りますー。

 

◆感想

探検隊シリーズといえば、1978年3月15日から始まり1985年まで放送された川口浩氏の“探検隊シリーズ”が面白くてよく見ていました。
(※2代目藤岡弘に引き継ぎ2002年から2005年まで放送されました。)

探検隊シリーズはドキュメンタリーではなくフェイクメンタリー(モキュメンタリー)と呼ばれ、フィクションの雰囲気を醸し出して制作した番組だったんですね。

小説「探検隊の栄光」は、川口浩氏の探検隊シリーズそのものー!?と思わせる内容になっていましたが、実際とはあまり関係なさそうかな??とも思います。

でも、映画の撮影もかなりハードだったようで、観れば川口浩さんを思い出す方も少なくないのかも知れません。

川口浩氏の“探検隊シリーズ”は本当に、有名番組でしたね。

さて・・・小説でゲリラと遭遇した探検隊たちは、ゲリラを“悪”とはせずに、人間として理解し友情を深めていきます。

そして、共に戦い共に生きることにー。

というか、ゲリラに拘束されてもなお撮影を続けようとする探検隊たちの“男らしさ”が、たまらなくカッコイイように思えます。

映画の公開が楽しみです。(公開日2015年10月16日)

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2015年10月13日 伝説の大蛇ヤーガは実在する!?【映画】「探検隊の栄光」原作の登場人物&感想と結末のネタバレ はコメントを受け付けていません。 映画