トミーとタペンス 二人で探偵を【NHK海外ドラマ】原作「秘密機関」の登場人物&結末の犯人は!?

2015年10月18日(日)からNHK総合テレビで「トミーとタペンスー二人で探偵を」が放送されます。

トミーとタペンスといえば、夫婦名探偵が活躍する人気シリーズでアガサクリスティーの小説が原作となっています。

放送期間は全6回の3話完結なので、原作小説の二作品が放送されます。

第1話~3話の「秘密機関」はトミーとタペンスが登場する第一作目で、第二次大戦後の1952年のロンドンが舞台です。

今回は、アガサクリスティーの長編ミステリー「秘密機関」を読んだ感想や、登場人物について書いています。
(※ネタバレ注意です)

			
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◆アガサ・クリスティの「秘密機関」

アガサ・クリスティはイギリス出身の推理作家で、世界的なベストセラー作品を生み出し「ミステリーの女王」と呼ばれていて、出版した数多くの小説の中で「秘密機関」は2作品目。

夫・アーチボルドの勧めで書かれたと言われています。

「秘密機関」が出版されたのは1922年。(日本では1982年)

舞台は第一世界大戦後のロンドンですが
ドラマでは第二次世界大戦後に設定が変更されています。

それでは、「トミーとタペンス 二人で探偵を」の内容を見ていきましょう。

 

◆「秘密機関」原作小説のあらすじ(※ネタバレ)

汽船ルシタニア号が魚雷を受けて今にも船が沈みそうになったとき、女性は見知らぬ男性から書類を預かります。

なぜなら、救命ボートへの乗りこみは女性と子どもが優先で、女性の方が助かる率が高かったからです。

書類を預かるということは危険を伴うことになりますが、重要なことを任されるのは女性にとってはとても光栄なことでした。

男は、新聞の個人広告欄に“船員仲間へ”という見出しで広告が出なかったら、アメリカ大使館に届けて、大使本人の手に渡して欲しいと言います。

ドーヴァー・ストリートの地下鉄の出口でトミーとタペンスが偶然再会します。

トミーは顔つきはハンサムではないけど愛嬌があって、紳士でスポーツマンらしい顔をしています。

タペンスは美人ではないけど、小さな顔に医師の強そうな顔、大きな灰色の目は妖精のように愛らしくて個性的で黒いショートヘアがよく似合う女性です。

二人は仕事を探しているところで、タペンスはもうお金も底を尽きたので実家に帰らないとー、と、言います。

タペンスは、どうやってお金を手にしようか考えます。

・遺産を相続する
・結婚する
・お金をつくる

でも、遺産を相続するような親戚はいないし、お金持ちの知り合いもいないと考えを巡らせた結果、タペンスはトミーを誘って冒険をすることにします。

有名になれば、誰かが犯罪に誘ってくれるかも知れないー。

そんな馬鹿げた二人の会話を聞いていた男性が、家路を辿るタペンスに声を掛けます。

男性の名はウィッティントン。

ウィッティントンは、即金で百ポンドと経費は全て持つから、楽しい旅行をして欲しいと言うのでした。

行先はパリ、期間は3ヶ月ほどでマダム・コロンビエの寄宿学校に入学することが条件でした。

しかし、話し半分でウィッティントンは来客があるとのことで、続きはまた明日ということになります。

タペンスはトミーに大まかな話を伝えて、ウィッティントンが何を企んでいるのか尾行しようという話になります。

翌日ー、

タペンスが改めてエストニア・グラスウェア社を訪ねると、会社は倒産し閉鎖していたのです。

さて、ここからトミーとタペンスの大冒険が始まります。

 

◆「秘密機関」原作小説の登場人物

原作小説に登場する人物の紹介です。
ドラマとの相違点や個人的見解も含まれていますのでご注意下さい。

 

・トーマス・ベレズフォード(愛称・トミー(Tommy))

冒険好きの青年でタペンスの幼馴染。

職探しの最中にタペンスと再会し、冗談半分で会社を結成しようと話をしているところへ仕事が舞い込んでくる。

 

・プルーデンス・カウリイ(愛称・タペンス(Tuppence))

牧師の娘。牧師である堅物の父親とは正反対の性格をしている。

 

・エドワード・ウィティントン

エストニア・グラスウェア会社の社長

タペンスの最初の依頼人だが、話し半分で姿を消してしまう。
影のボス“ブラウン”の部下でジェーン・フィンの行方を探している。

 

・ジェーン・フィン

乗っていた船が魚雷の攻撃を受けて、救命ボートに乗る前に男性から書類を預かる。
無事、陸にはたどり着いたがその先の行方が分からない。

 

・A・カーター

ウィティントンの行方を追うために、トミーとタペンスが出した新聞広告の記事を見て連絡を取ってくる。

ジェーン・フィンの行方を探す理由など全てを明らかにし、トミーとタペンスに仕事を依頼する。

 

・ジュリアス・P・ハーシャイマー

カーターと同じく、トミーとタペンスが出した新聞広告の記事を見て連絡を取ってくる。

父親が築き上げた莫大な財産を相続し、昔、自分の父親とケンカ別れになっていた叔母の行方を探すが、叔母はすでに亡くなっていた。

その時、娘・ジェーン・フィンの存在を知るが、従妹にあたるジェーン・フィンもまた行方不明となっていた。

トミーとタペンスと仲良くなり捜査に協力する。

 

◆「秘密機関」原作小説・書類の隠し場所(※ネタバレ)

トミーとタペンスは危険を犯しながらも、ジェーン・フィンを見つけ出します。

ジェーン・フィンの話によると、今にも沈没しそうな船で男性から書類を受け取った時からヴァンデマイヤー夫人は接触してきます。

しかし、ヴァンデマイヤー夫人に好感を持てなかったジェーンは、何も気づいていないフリをしたまま、防水布に包まれた機密書類・2枚の書類を白紙とすり替えます。

そして、本物の書類は雑誌の広告のページに封筒の糊で貼り付けポケットに無造作に突っ込みます。

さらに奇妙なことに、ホーリーヘッドの駅で客車に乗ろうとしたところ、なぜかヴァンデマイヤー夫人と同じ客車へ追いやられてしまいます。

そして、ジェーンは列車の中で殴られて意識を失ってしまいます。

目が覚めるとそこはソーホーの家の一室にあるベッドの上で、そこにはヴァンデマイヤー夫人と男が一人いました。

唯一の救いは、機密書類がまだ見つかっていないことでしたが、書類が見つかり次第自分が始末されることを知ったジェーンは、記憶喪失になったフリをします。

そしてずっと見張られていたので夜になるのを待ってから、暗闇の中で壁に書けてあった絵の裏に書類を隠します。

 

◆「秘密機関」原作小説・ブラウンの正体は?(※ネタバレ)

タペンスは、ウィッティントンの行方を知るためにヴァンデマイヤー夫人の家にメイドとして潜り込みます。

そこで王室顧問弁護士ジェームズ・ピール・エジャートンと知り合い、彼の意見を聞きながらここまでたどり着きますが

ジェームスこそが今回の件のボス・ブラウンだったのです。

誰もが知っているブラウン。

しかし、ブラウンの正体は誰も知りませんでした。

ジェーン・フィンの案内で書類を手に入れたジェームズは、自ら自分がブラウンだと名乗ります。

しかし、トミーの活躍により計画は失敗。ブラウンは自ら命を絶ってしまいます。

今回の依頼主・カーターにとってジェームズは無二の親友でもあったのにー、
悲しい結末を迎えてしまいます。

後に、カーターはジェームズの手帳に記された文章を、ジュリアスの主催するパーティーで発表します。

ジェームズは、自分が才能のある人間だと気づき弁護士という職業に憧れを持ちます。

しかし、その反面で“犯罪”を才能ある自分が行ったら、完全犯罪を作りあげることが出来るのではないかと、闇の世界に魅力を感じ憑りつかれていきます。

そこで、表の世界ではジェームス、裏の世界ではブラウンと名乗り二重の生活を送っていたのでした。

しかし、ブラウンが居なくなったことにより組織は一瞬で壊滅し、イギリスは危機一髪というところで平和を保つことに成功します。

 

◆小説とドラマの相違点

小説では、まだまだ若いトミーとタペンスですが、ドラマで二人はすでに結婚していて息子・ジョージが居ます。

そして、カーター氏はトミーの叔父という設定に変更されています。

そして、一番大きな変更点は、小説では第一次世界大戦後が舞台となっていますが、ドラマでは第二次世界大戦後ということになっています。

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2015年9月22日 トミーとタペンス 二人で探偵を【NHK海外ドラマ】原作「秘密機関」の登場人物&結末の犯人は!? はコメントを受け付けていません。 ドラマ