掟上今日子の備忘録【小説】あらすじ&ネタバレ 厄介の恋は報われるのか?

掟上今日子の備忘録のあらすじを見て衝撃が走ったー。

主人公・掟上今日子は寝ると
記憶がリセットされてしまう探偵とのこと。

依頼された事件が解決するまで眠ることを許されないなんて
何とハードな探偵だと思う。

果たして、今日子はどこまで自分のことを理解しているのか。

とても気になったので原作を読んだのでその感想と
あらすじなどを書いています。
(※ネタバレ&個人的見解が含まれていますのでご注意下さい)

			
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◆掟上今日子の備忘録 あらすじ&ネタバレを少々

 

更科研究所の研究データのバックアップが入っている
SDカードの紛失事件から物語は始まる。

そのSDカードは、もちろんとても重要なもので
2ヶ月ほど前に雑用係として入社した隠館厄介が疑われる。

厄介は、昔からそうだったー。

小学生の時に誰かの持ち物が紛失したら
真っ先に疑われるのは厄介だった。

もちろん、厄介に身に覚えはない。

彼の今までの人生は
そうやって疑われることが常だった。

そんな厄介は今までの経験から生きていくための手段として
探偵を雇用することが習慣となっている。

彼の携帯には探偵の名前がずらりと並んでいる。

そして今回、研究所でSDカードが紛失した件でも
当然のように厄介に矛先が向けられ

厄介は、探偵・掟上今日子に事件の解決を依頼する。

今日子は“忘却の探偵”で、最速の探偵でもあった。

何故なら、寝ると1日分の記憶が消えてしまうため
“一日で解決する”というのが彼女のやり方だったからだ。

依頼する内容から考えると今日子以外には考えられなかった。

もちろん、今日子に依頼するのは初めてはないが

今日子に会うと必ず
「初めましてー。」という挨拶から始まるのである。

掟上今日子、忘却の探偵は昨日までの事を
何も覚えていない。

そう、自分の名前さえも・・・。

更科研究所で今日子のSDカード探しが始まる。

まず、研究員の話を一人ずつ聞いてから
研究室の中を調べ始めるが

途中で、今日子は厄介にもう一度話をしたいと言って
別室へ連れて行く。

そして、何と隠し場所が分かったけど
犯人が特定できないー。

このままだと厄介が犯人にされてしまうと言う。

しかし、その話をしている途中で
今日子は不意に寝てしまう。

記憶、リセット。

しかし、寝てしまったのは不意ではなく
犯人に一服盛られてしまったためであった。

その事に憤慨した今日子は、記憶がないにも関わらず
あっという間に事件を解決してしまう。

それからしばらくして、
厄介は仲介人として探偵・今日子に仕事を依頼する。

“掟上今日子の備忘録”では4つの事件が起きる。

・更科研究所・SDカードの紛失事件
・漫画家・里井有次の100万円紛失事件
・小説家・須永昼兵衛の仕掛けた原稿探し
・小説家・須永昼兵衛は自殺か他殺かー

漫画家・里井有次の100万円紛失事件は

その100万円を見つけるためなら1億円払ってもいいと
何とも突飛なストーリーとなっていて

小説家・須永昼兵衛の仕掛けた原稿探しは
ミステリー作家の須永が担当者に仕掛けたゲーム。

そして

小説家・須永昼兵衛は自殺か他殺かーで
今日子は5日間の徹夜を敢行することになる。

 

・掟上今日子が探偵を続ける理由

小説家・須永昼兵衛は自殺か他殺かーで、厄介は
今日子のワトソン役(助手)を務めることになる。

そして、

徹夜が続いた5日目に
シャワーを浴びながら寝てしまった今日子を

今日子の自室へ連れて行き介抱することになる。

そこで、天井にある文字を見てしまうー。

“お前は今日から、掟上今日子。
探偵として生きていく”

その天井に描かれた字は、今日子のものではなかった。

そして、今日子もまた
自分に探偵を続けさせるその犯人を捜しているのだと言う。

忘却探偵・掟上今日子は目覚めた時
全ての記憶を失っているが

その文字を見た瞬間、すべてが上手くはまって
歯車が回りだす・・・。

 

・掟上今日子の備忘録 感想

悲運な運命を生きてきた厄介が
掟上今日子に恋をするー。

好きな人に会うたびに
「初めまして」と言われるのも切ないなと思うのですが

そんな彼に一筋の希望の光が見えます。

“この人なら、任せても大丈夫”

と、記憶はなくても
今日子は厄介に対して安心感を感じていました。

しかし、寝ると全てを忘れてしまう今日子にとって
恋愛をすることは不可能で

今日子自身も、恋愛や結婚を諦めています。

事件の内容はもちろんですが

厄介の恋は報われるのかー。

とても気になるところです。

 

◆掟上今日子の推薦文 あらすじ&ネタバレを少々

掟上今日子の推薦文に登場する
主要人物は、親切守で美術館の警備員。

守は、美術館で掟上今日子と出会う。

ある一つの絵をじっと見つめる今日子に話しかけると
この絵は2億円だと言う。

しかし、別の日にその絵を素通りする今日子に話しかけると
この絵は2百万だと言う。

その理由を知りたいと守は今日子に問いかけるが
今日子は忘却の探偵。

昨日までの記憶がないため
今日子の方が守に興味を持つ。

私は、あなたと何を話したのですか。

ーと。

そんな中、守は美術館で二人の人物と出会う。

ハクイという少年と和久井という老人。

ハクイという少年は、今日子が2億円・2百万円と
値をつけた絵を描き映していたので注意したところ

携帯用の紙にメモしているのと同じことだと言われ
困惑してしまう。

妙に落ち着いた口調で話す少年・ハクイに
守は違和感を覚える。

そして、老人・和久井は
こともあろうに美術館の絵を杖で破ってしまう。

これもまた、今日子やハクイが気にかけていた絵で
警備の担当だった守は

絵を守り切れなかった責任をとって
警備の仕事を辞めることになる。

守は、美術館を退職後も絵の事が気になったので
今日子から受け取った名刺の電話番号にかけてみる。

置手紙探偵事務所と名乗って電話に出た今日子は
もちろん守のことを覚えているわけもなく

事務的なやり取りの後、
その日のうちに会って話をすることになる。

今日子が、なぜ絵を2億円だと言った別の日に2百万だと
言ったのかー。

なぜ、老人・和久井は絵を破ったのかー。

二人はディスカッションをしていくうちに
ある一つの謎を解くことに成功する。

和久井は、額縁匠で
例の絵の額縁が変えられていたことに激怒していたのだー。

その和久井和久から、自分を警備して欲しいと
守のところに連絡が入る。

和久井のアトリエは高層タワーマンションの地下にあり
地上階は画家の卵たちが無料で住んでいた。

そして、少年・ハクイもその画家の卵の一人だった。

守は、和久井の警護をするにあたって
もう一人・今日子のことを推薦しようとしたが

数日に渡っての仕事は受けられないと今日子は言う。

なぜなら、記憶が1日ごとにリセットされるからである。

でも、その代り警護をするアドバイスを受けることになり
守は今日子と一緒に和久井のアトリエへ向かう。

そして、その時事件は起きるのだがー。

 

・今日子、探偵としての凄技

今日子さんは、本当に凄い探偵だと思います。

今回“掟上今日子の推薦文では”

・死にかけた和久井の救命措置
・裁縫

など、思いもよらない技を発揮。

そして、今日子さんは相も変わらず
探偵を続けるのは、なぜ自分が探偵なのかを知りたいからだと言います。

・掟上今日子の推薦文 結末&感想

“掟上今日子の推薦文”に隠館厄介が登場しないのは
少し残念かなと思います。

厄介と今日子の
恋の結末が気になるところだったのですが

やっぱり記憶が1日でリセットされるとなると
それも難しいのかなと思います。

まだ、続巻で登場するかも知れませんが

今回登場した親切守は結末で、
今日子自身の警備をして欲しいと頼まれます。

もちろん、今日子の記憶に守の事は残っていませんが
今日子から今日子へ推薦文が残されていました。

「掟上ビルディングの警護主任として、
親切守氏を推薦します。」とー。

 

◆掟上今日子の挑戦状 あらすじ&ネタバレを少々

完全犯罪を企てた鯨井は、アリバイを作るためにカフェに入り
すぐ傍にいた総白髪で印象的な今日子を利用しようと思い近づく。

今日子はちょうど須永昼兵衛の小説を読んでいるところだったので
二人はその話で盛り上がるのだがー

鯨井は自分の犯した殺人現場に戻り
第一発見者のふりをして警察に通報する。

もちろん、鯨井はアリバイの証言を求められるが

総白髪でメガネをかけたお洒落な女性でー、と特徴を言うと
刑事のほうから「今日子さん」という名前が出てくる。

刑事は今日子のことを知っているようで頭を抱える。

そして、さらに
アリバイは成立しないのだと言われます。

掟上今日子、忘却探偵ー。

肘折警部は、警察人生の中で指折り入る難事件で
今日子と生死を共にしたはずだが

今日子の記憶には肘折警部のことすら残っていない。

鯨井の件で一応は呼び出してみるが
相変わらずの今日子さん。

そして、今日子は肘折の話が終わると
捜査を手伝うと言い出す。

警察にとって、記憶がなくす今日子はありがたい存在でもある。

情報の漏えいもなければ、警察との癒着もない。
明日になれば全て忘れているのだからー。

捜査が進み、今日子さんの推理が進む。

そんな中、今日子さんは「寝ます」と一言言います。

やや考えすぎている嫌いがあるので
一度リセットしましょう。-と。

そして、事件は解決。

殺人事件ではなく、自殺。

鯨井は、自殺後の処理を頼まれていたので
今日子を相手に話をしてアリバイを作った後、

事件現場に戻ったのでした。

 

・掟上今日子の挑戦状 感想&結末

 

“掟上今日子の挑戦状”で、今日子さんは
刑事を相棒にして事件の調査・推理をしていきます。

さすが、最速の探偵と言われているだけあって
刑事もその素早さに目を見張ります。

・・・と、それはいいのですが
困ったことに今日子さんの正体が不明です。

そして、今日子さんの部屋の天井に

“お前は今日から、掟上今日子。
探偵として生きていく”

と書いたのは、誰なのでしょうね。

2015年10月6日に小説“掟上今日子の遺言書”
が発売予定です。

今度こそ、今日子さんの謎が解き明かされていくのでしょうか。

とても楽しみです。

 

◆掟上今日子の遺言書 あらすじ&ネタバレを少々(10/9追記)

掟上今日子の遺言書の冒頭で、厄介は上から降って来た女の子の直撃を受け入院することになります。

右手右足を骨折して1週間意識不明でしたが、意識が戻りもういつ退院しても大丈夫だと医者に言われます。

しかし厄介が古本屋のアルバイトの帰り、雨が降っていたので店主に借りた傘の上に降ってきた女の子は、未だに意識不明でした。

お見舞いに来た紺藤と話をしているうちに、意識不明の少女の遺書に問題があり、紺藤は今日子に仕事の依頼をしたいと言います。

少女の遺書には、紺藤が勤めている出版社の漫画家の作品に感銘を受けて自殺すると書かれていたのですー。

漫画家・阜本はその話を聞いてショックを受けて、今にも漫画家を辞めそうな雰囲気ー。

編集者の紺藤は締め切りを守ってもらわないと困るので、最速の探偵である今日子さんに仕事を依頼しようと考えたのでした。

しかし、遺書に漫画家の名前があるからといって、何を調べるんだろう??と思った厄介ですが、紺藤と今日子さんは同じ意見で

“魅力的ではない作品”が遺書に具体的に記されていたのです。

結局、女の子は意識不明のまま物語は終わりますが、事件からあと1度も女の子の家族が見舞いに来ていないことを厄介は知ります。

そして、その女の子は自分が知られることを極度に“恥ずかしい”と思う女の子でしたー。

古本屋へ通っていた女の子は、店主に自分が好きそうな本が入ったと声を掛けられ“死ぬほど恥ずかしかった”のです。

そこで今回の計画を思いつくのですが、古本屋の雑居ビルは7階建てで上から見ると誰が誰だか分かりません。

そこで、雨の日に“傘”を目印に飛び降りますが、傘をさしていたのは厄介だったのです。

 

・掟上今日子の遺言書 感想(10/9追記)

さすが、“史上最も運が悪い男”厄介が呼びこむ災難は筋金入りです。

空から落ちてきた女の子の直撃を受けて「気が付かなかったのか?」と紺藤に聞かれますが、
気づいて目の前で道路に直撃する女の子を目撃するよりよっぽどいいと厄介は思います。

それはもちろんそうなのですが、何とも微妙な所ですね。

さて、次作品「掟上今日子の退職願」は、現在、西尾維新先生が執筆中とのことです。

いつか今日子さんの記憶がリセットされないようになって、厄介との恋が成就するといいなと思います。

 

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2015年8月26日 掟上今日子の備忘録【小説】あらすじ&ネタバレ 厄介の恋は報われるのか? はコメントを受け付けていません。 ドラマ